nontan's diary

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help リーダーに追加 RSS 『KO.KO.DAYS(No.2)』を読みました。

<<   作成日時 : 2007/10/14 22:51   >>

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どこにも出かけなかった週末でしたが・・、
長田典子さんの個人詩誌『KO.KO.DAYS(No.2)』を読み返していました。
今号のゲストは鈴木志郎康さん。

志郎康先生の詩『記憶の書き出し 焼け跡っ子』は、戦災後の焼け跡を歩く
こども、わたし。の記憶を辿られて書かれています。
戦争体験のない私は、焦土、焼け跡と言うと、写真や映像から受けた
イメージしか持っていないのですが、この詩に描かれているご体験の
エピソードに驚きながらも、その場面が思い浮かぶようでもありました。
“空白”という言葉がとても印象に残りました。
(空白の焦土を歩く)(戦災の空白の/焼け跡には)
焼け跡の、何もかも焼け落ちた、その空虚感を感じると伴に、
志郎康先生の記憶の空白でもあるかのようで・・、今またその空白を
歩かれているようにも感じました。
一篇目の(遠くまで拡がる赤い瓦礫、)から「赤」と、最後の「スズメ掴み」の
詩で(焼け跡の空は真っ青に済んでいた。)から「青」の色彩がとても鮮やかに
感じられました。
志郎康先生、(キュッ。)はまだまだ。もう十年でも二十年でも・・。

長田さんの詩『モスコーミュール 〜赤い色は伸びて広がる』は、
ヨコハマ アオバダイ でモスコーミュールを飲んでいるあたしと、ロシアにピアノを
習いに来ているあたしと、最後に(赤い音)で繋がれていて、じぃーんとしました。
痛い、どんなに痛い音も、受け入れていけるような気がします。
壊れている八分音符だっていいじゃない、と思える。
おばあちゃんの歌ってくれる赤い音はいいですね。
(赤い色は伸びて広がる 広がって、交じり合って、・・)
(赤い音は太陽が沈んで昇る音)というイメージがとても良かったです。
世界中の人たちは繋がっている、のですよね。

長田さん、ありがとうございました。

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